2004年09月26日

彼岸

彼岸は、一年のうち春と秋の2回ある。
中日(春分の日、秋分の日)と前後3日間をあわせ合計7日間を言う。最初と最後をそれぞれ「彼岸の入り」、「彼岸の明け」と言う。

俳句の季語では、春の彼岸のことを「彼岸」と言い、秋の彼岸のことを「秋の彼岸、のちの彼岸」と言い伝えて来た。

彼岸とは「向(む)こうの岸(きし)に辿り着く」と言うことを簡単にした言葉。
向こう岸とは悟りの世界で涅槃(ねはん)のこと。様々な苦に悩む煩悩の世界(私達のいる世の中、この岸と書いて「此岸」と言う)に対する言葉である。

涅槃の世界を「西方浄土」とよぶ事があるとおり、阿弥陀仏の極楽浄土は「西」にあるとされている。そのため太陽が真西に沈む春分の日、秋分の日は夕日が極楽浄土への道標になると考えられ、そこへ進めば必ず極楽浄土に到るという信仰が生まれた。
因みに、極楽浄土への道を「白道(びゃくどう)」と言う。

また、太陽が真西に沈む日は、あの世とこの世が交流出来る日として先祖の霊を供養する仏事が行われる習わしとなった。
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posted by 月の風 at 00:22| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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